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『ハイドパーク・ミュージック・フェス2023』BSフジで放送!

7月1日(土)25時~BSフジ『ハイドパーク・ミュージック・フェス2023』

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BSフジで『ハイドパーク・ミュージック・フェス2023』が放送されます。

70年代初頭、黎明期にあった「日本のロック」。

そんな時代に、東京都心から離れた埼玉県狭山の米軍キャンプの住宅跡地(通称ハイドパーク)において、とてもささやかだが大切な、いまの時代に続く重要な「産ぶ声」があがりはじめていました…。

細野晴臣さん、小坂忠さん、洪栄龍さん、吉田美奈子さんなどを筆頭に数多くの日本のロックを作っていくことになるミュージシャンたち。

WORKSHOP MU!!(眞鍋立彦さん、中山泰さん、奥村靫正さん)をはじめデザイナーやイラストレーターなどその後ポップ・アートの分野で活躍していく人たち。

彼らがこの米軍の払い下げハウスに住み始め、ここでさまざまな音楽やコミュニティを作り始めたのです。

アメリカやイギリスの音楽に憧れて日本でロックを始めたミュージシャンたちは、それまでの「背伸びした気持ち」を、この街で自分たちらしい表現として熟成させる手がかりを得ました。

この史実をきっかけに、2005年にこの狭山ハイドパーク(現在は、稲荷山公園)にて、第一回「ハイドパーク・ミュージック・フェス」が開催されました。

キャパシティ4000人のワンステージという小規模なフェスでしたが、その70年代からの日本のロックを俯瞰(ふかん)するようなラインナップの豪華さでも、当日の天候の奇跡でも、開催と同時に即「伝説」となっていきました。

この伝説の「ハイドパーク・ミュージック・フェス」が17年の時を超えて、同じく狭山の会場で、今年復活します。

今回も、60年代から現在まで、日本のロックを深く俯瞰するような豪華な顔ぶれがそろいます。

主催者の麻田浩さんは「日本語ロック源流の音楽遺産を次世代に引き継いでいく場所として、このフェスを再開し続けていきたい」と考えています。

『ハイドパーク・ミュージック・フェス2023』BSフジで放送!_bodies

BSフジでは、『ハイドパーク・ミュージック・フェス2023』(7月1日)として放送。

今回の「ハイドパーク・ミュージック・フェス」の演奏を中心としながら、ミュージシャンや主催者たちのこのフェスに対する思いや言葉も伝えます。

参加ミュージシャンたちは、世代を越えて、70年代のハイドパークを知るベテランから、脈々と受け継がれて来た音楽に影響を受けて育った若いミュージシャンまで、さまざまな顔ぶれがそろいました。

60年代にザ・フォーク・クルセダーズの一員だった、きたやまおさむさんから、21世紀生まれの関口スグヤさんまで、時代も世紀も超えた面々が、このハイドパークという場所ならではの音楽を響かせます。

また今回は、加藤和彦さん、小坂忠さんという、ハイドパークにとっても、日本のロックにとっても非常に重要なミュージシャンの追悼トリビュート企画も予定されており、いまだ世界中から注目を集め続ける「日本のシティポップ」の源流を、新たにここに見ることも可能です。

『ハイドパーク・ミュージック・フェス2023』は、7月1日(土)25時より、BSフジで放送されます。

<麻田浩 コメント>

2005年のハイドパーク・ミュージック・フェスティバルは、後日その興奮が伝わる映像でオンエアされました。またそれはDVDとして編集され発売もされました。それを見てハイドパークを知ったという若い人に何人も会いました。

映像には、若き日のSAKEROCKの熱演、細野晴臣と小坂忠の共演、マーク・ベノwithラリーパパ&カーネギーママのコラボ、3人のみだったけどハーフ・ムーンライダース、カントリー界のリジェンド、トミ藤山さん、佐野元春 and The Hobo King Band、斎藤誠、森山良子&ブレッド・アンド・バター、ラストショウ、西岡恭蔵トリビュートバンドのプカプカ…今では、ちょっと想像できないメンバーの姿と歌がそこに残されたのです。

今回もフジテレビ、BSフジとコラボして映像を撮ります。もし今回フェスに来られなかった方は、今年は、ぜひその映像で、ハイドパーク・ミュージック・フェスティバル2023を体験してください。そして、来年はぜひ会場で一緒に楽しみましょう。

麻田浩 プロフィル

1963年、明治学院大学でマイク真木らと日本のカレッジフォークを代表するバンド、MFQ(モダン・フォーク・カルテット)を結成。1967年単身渡米。西海岸でフラワー・ムーブメントを体験。シカゴでマディ・ウォーターズをはじめとするブルースを聴き、各地のフォークフェスティバルを取材。その後NYに住み、ボブ・ディラン、サイモン&ガーファンクルからマーサ&バンデラスまで、多くのコンサートを観る。その後ジャクソン・ブラウン、ライ・クーダーと親交を深めていく。70年代は、狭山ハイドパークに住み、多くのミュージシャンやデザイナーと親交を結ぶ。1976年トムス・キャビンを設立しデビッド・グリスマン、エリック・アンダーソン、ニューグラス・リバイバル、トム・ウェイツ等を招聘(しょうへい)し始め、現在までトーキングヘッズ、B-52’s、ラウンジリザーズ、ラモーンズからダン・ヒックス、ジミーウェッブ、キャレキシコまで日本に多くのアーティストを紹介している。

<番組概要>

『ハイドパーク・ミュージック・フェス2023』

放送日時:7月1日(土) 25時~

出演:

4月29日(土・祝)

EGO-WRAPPIN’/在日ファンク/笹倉慎介/サニーデイ・サービス/田島貴男(オリジナル・ラブ)/トクマルシューゴ/パスカルズ/ムーンライダーズ/

加藤和彦トリビュートバンド:

きたやまおさむ/松山猛/坂崎幸之助/白井貴子/Petty Booka/CHIHANA/佐野史郎/高野寛(G)/澤部渡(G)(fromスカート)/佐藤優介(Key)(fromカメラ=万年筆ほか)/河合徹三(B)/上原ユカリ裕 (Dr)/平松稜大(fromたけとんぼ)

4月30日(日)

イーノマヤコ/いーはとーゔ/踊ってばかりの国 /佐野史郎バンド(佐野史郎、森信行、湯川トーベン)/SION with Kazuhiko Fujii/関口スグヤ(ex.KEEPON)/民謡クルセイダーズ/

ハイドパーク・キャバレー・バンド:

梅津和時(Sax)/仙波清彦(Dr)/久米大作(Key)/白井良明(G)/早川岳晴(B)/高橋香織(Vl)/渡辺隆雄(Tp)/ 多田葉子(Sax)/ 濱田遼太朗(Per)/ Mutsumi(MC,Dance)/ Snatch(Dance)/金子マリ(Vo) / 上田ズクナシ衣美(Vo)/ 冨田麗香(Vo) /タイロン橋本(Vo)

-ありがとう、忠- 小坂忠トリビュートバンド:

Dr.kyOn(Key)/佐藤タイジ(G)/湯川トーベン(B)/小関純匡(Dr)/MONKY(Sax)/YASSY(Tb)/柳田ヒロ/ Vocal:うじきつよし/佐藤タイジ/佐藤奈々子/佐野史郎/鈴木慶一/ダイアモンド☆ユカイ/CHAKA

(敬称略)

番組ページ:https://www.bsfuji.tv/hmf2023/pub/index.html

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