韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」がミュージカルに！和田雅成「歌は心でうたう」

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和田雅成さんが復讐劇に挑みます。

ミュージカル「ヴィンチェンツォ」の製作発表記者会見が5月17日に都内で行われ、和田さんのほか、富田鈴花さん（日向坂46）、佐藤仁美さんが出席しました。

「ヴィンチェンツォ」は、イタリアンマフィアのコンシリエーレ（相談役）である弁護士、ヴィンチェツォ・カサノが主人公。イタリアで仲間の裏切りに遭い、故郷の韓国へ向かったヴィンチェツォが、ひょんなことから知り合ったホン・チャヨン弁護士と協力し、巨大企業に戦いを挑む痛快ヒューマンコメディです。

ソン・ジュンギさんが主演した韓国ドラマは大ヒット。動画配信サービス「Netflix」においても世界配信され、日本でも人気が高い作品です。

主人公を和田さんが演じるほか、ヴィンチェツォとともに大胆不敵な復讐に挑む弁護士、ホン・チャヨン役に富田さん、そして、その二人と対立するウサン法律事務所の主力弁護士、ミョンヒに佐藤さんが扮します。

このたび、世界で初めてミュージカル化されるにあたり、ドラマの制作を手がけたスタジオドラゴンのユ・ボンヨル統括部長が緊急来日。記者会見に同席しました。

長身が際立つスーツスタイルで登壇した和田さんは、「まさか自分がヴィンチェツォを演じるとは思っていなかったので、めちゃめちゃ光栄です」と緊張気味にコメント。

富田さんは「個人でミュージカルに出演することが初めてで、アクションシーンもたくさん見られるんじゃないかと思うので楽しみです」。

佐藤さんは「ドラマで10話以上もあった物語が、ミュージカルとしてどんなふうにギュッとつまっていくのだろうと私自身も楽しみ」と期待を寄せました。

そこへ、本作の生みの親である作家のパク・ジェボムさんから「どんな歌とダンスで『ヴィンチェツォ』が具現化されるのか、どんな俳優さんが演じるのか、どんな立派な舞台が繰り広げられるのか、すべてが私の心をときめかせました。私の期待感は最高潮に達しています。必ず観にいきます」とメッセージが。

和田さんは「言葉選びがやさし過ぎて、心に刺さりました。期待を裏切りたくないので、しっかり準備をして臨みたい」と決意を新たに。

佐藤さんは「素敵なメッセージをいただきましたけど、すごいプレッシャー」と苦笑いを浮かべました。

出演のオファーをうけた心境を問われると、和田さんは「普段、ミュージカルを主戦場としている役者ではないので、『僕でいいんかな？』って。でも、今回のスタッフさんに僕の歌唱力を知っている方もいて、『可能性がある』と言われたので頑張りたい」と意欲十分。

続けて、「歌に関して上手い、下手はわかりませんが、『歌は心で歌いなさい』とある方に言われて、気持ちが楽になったんです。思いでは負けない自信があるので、そこで勝負したい」と気合いをのぞかせました。

富田さんは「不安が60％、期待が40％ぐらいで、今は不安のほうが大きいのですが、外の舞台に一人で出演するのは初めてなので、うれしい気持ちが大きかったです」。

さらに、出演が決まったことで日向坂46のメンバーからも祝福の連絡がたくさん届いたといい、「私以上に喜んでくれている先輩もいて、うれしかったです。今回の出演がグループにとっていい刺激になれば」。

佐藤さんは「このドラマを観た後に出演のお話をいただいて、『絶対にミョンヒ役じゃん』と思ってビックリしました」と振り返りました。

また、今作の主人公が、正義と悪が混在しているぶっ飛んだキャラクターであることから、司会者から「実はあまり知られていない、自身のぶっ飛んだ一面を教えて」とリクエストが。

和田さんは「僕はトレーディングカードを集めることが好きで、秋葉原などへよく行くのですが、ネジが外れる瞬間があって、ぶっ飛んだ感覚で買ってしまう」と紹介。

佐藤さんが「お高いんでしょう？」とテレビショッピングのように聞くと、「ものによっては」と曖昧な返答。

さらに、富田さんが「おいくらぐらい？」と追及すると、すかさず和田さんは「『バカヤロー！』って言いそうになっちゃった（笑）。ごめんなさい」と関西出身者ならではの発言で、笑いを誘いました。

富田さんは「まだどこでも話していないのは、最近、マットレスの上に寝袋を置いて寝ていることです。たき火キャンドルを置いて、自宅でキャンプ気分」と説明。

すると、和田さんから「キャンプ行けや！」とツッコミが入りました。

佐藤さんは「今年、44歳なんですけど、夜からテキーラなどをバンバン飲み始めて、朝、もしくは昼まで10時間ぐらい飲み続けるんです。『元気ですね』ってよく言われる」と自身のタフさを紹介。

富田さんが「お酒の飲める女性って素敵」と憧れの目を向けると、佐藤さんは「絶対やめたほうがいいよ。友だち誘えないもん」と複雑な表情をみせました。