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2023年05月20日 |

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和食とタイ料理が融合した新世界！？絶品カオマンガイも｜「月島源平」

めざましmedia編集部

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超本格的スパイス探求番組『スパイストラベラー』CS放送フジテレビNEXTで放送中。

番組では音楽業界きってのカレー好きとして知られる、Dragon Ashの櫻井誠とBiSHのセントチヒロ・チッチが、昨今のカレーブームをけん引する名店の数々を紹介していく。

今回2人が訪れたのは、東京都・月島。（2022年12月24日放送分）

月島といえば・・・？

櫻井：わーい！！

チッチ：ハハハハ（笑）

櫻井：こんにちはー、スパイストラベラーでございます！今日は月島でございます。

チッチ：月島に何しに来たんですか？

櫻井：カレーでしょ？

チッチ：月島にカレーは無いでしょう。

櫻井：月島といえば、もんじゃですよね。

チッチ：もんじゃとかお寿司とかじゃないんですか？

櫻井：お寿司？

チッチ：だって築地近いでしょう。

櫻井：あぁ、近い！今日は、月島にある「月島源平」さんです。

チッチ：かっこいい名前！

チッチ：すごい船！UFOみたいだよ。

櫻井：ほんとだ、なにあれ。遊覧船？

チッチ：乗りたーい！！

櫻井：乗りたいの（笑）

チッチ：こんな遊覧船もあるという事で、きっと美味しいカレーも食べられますよね。

櫻井：全然繋がらないですね（笑）まあ、行ってみましょう。

櫻井：下町だね、やっぱり。

チッチ：うん、かわいい～。

櫻井：ふるーい感じだね、老樹もあって。

ＬＥＥ：こんにちは。

今回も二人を案内してくれるのは、 “カレーおじさん＼(^o^)／ ”こと、 AKINO LEE （アキノリー）。

2006年から毎日カレーを食べ続けているカレー偏愛家で、生涯で食べたカレーは15000食を超える。テレビや雑誌など様々なメディアでカレー情報を発信するカレーのプロだ。

チッチ：こんにちは、やっぱもんじゃじゃないですか？

櫻井：なんかお寿司屋さんみたいだね。

ＬＥＥ：きょうのお店は「月島源平」さん。すっぽんのお店なんですよ。

櫻井・チッチ：すっぽん！？

ＬＥＥ：すっぽんのお店なんですけど、タイ料理もあるんです。

櫻井：たしかに、書いてある！

ＬＥＥ：もんじゃばっかりじゃないんですよ？

櫻井：カレーもんじゃかと思ってました（笑）

ＬＥＥ：カレーもんじゃもあるけどね。美味しいですけど、実は月島って築地にも豊洲にも近いので海鮮系が美味しいんですよ。なので、すっぽんとタイ料理です。

チッチ：あぶないあぶない。騙されるところだったぜ。

「月島源平」店内の様子

チッチ：暖簾がすごく年季が入っていて、何十年もやっている感じでした。入ってみても、すごい老舗感があって今までスパイストラベラーでは行ったことのない空気が漂っていました。月島っぽいなと思いました。

ＬＥＥ：ご紹介します。オーナーシェフの保坂さんです。

櫻井・チッチ：よろしくお願いします。

保坂さん：よろしくお願いします。

「月島源平」の魅力

ＬＥＥ：すっぽんとタイ料理というかなり異色のお店です。タイ料理はオーセンティックなものですが、そこに少し和の食材を使ったものがあります。和の要素が入ったものでオススメなのが、土鍋で炊いたカオマンガイで、これが絶品です。

保坂さん：「日本料理源平」というお店を16年やられていた先代がいて、店主が僕に代わってから2年程経っています。自分のタイ料理も出したいと先代に相談したところ、「いいね、夏場は弱いから是非それで」と言っていただき、すっぽんとタイ料理で行こうとなりました。

保坂さん：そもそも、僕はここのお店のお客として10年以上前から通っていました。すっぽん料理が名物で、安くて美味しかったんです。

チッチ：へー！

保坂さん：先代が引退すると仰って、安くて美味しいすっぽんが食べられなくなってしまうと思い、自分で作れないかなと思い打診したところ、快く料理を教えて頂きました。週に2匹を1年間捌けば出来るようになると言われ、お題だなと思いました。毎週金曜日にここですっぽんを2匹取り、土日に家で捌いていました。

チッチ：家で！？

本日の料理1品目「前菜3点盛り」

保坂さん：すっぽん肝煮のバイチャップルー添え、タコのナムチムタレー、ラープよっちゃんの3点です。すっぽんは沖縄から取り寄せている”沖縄パインすっぽん”で、餌に沖縄産パイナップルやパパイヤ等のフルーツを配合した、餌の開発努力をしている養殖所のすっぽんを取り寄せています。

チッチ：肝ってどこのことですか？

保坂さん：肝臓です。レバーですね。

チッチ：肝臓！？すっぽんの肝臓。

櫻井：じゃあお酒に最高ですね。

チッチ：ちょっと怖い…。初めて食べます。

櫻井：苦いとかはないよ。

チッチ：いただきます。

チッチ：うぅーん！違うねぇ。ハーブって感じだ！

櫻井：スッとね。抜ける感じが心地よいね。

チッチ：肝というものを食べたことが無くて、避けてきました。しかもすっぽんだから怖かったんです。でもハーブに包まれていて、そのギューッと包まれたものを爽やかな葉っぱが包んでいます。タイ料理と言われたら、「タイ料理なのかなぁ？」と思うし、和食と言われたら「和食じゃないなぁ」とも思います。だから和とタイの融合、これだけで新世界を味わえます。

櫻井：いただきます。

櫻井：あぁ、うまい。あ、結構辛いね。

チッチ：から～い！見た目わさびなのに、全然違うから脳みそがびっくりしちゃいます。

櫻井：甘いし、酸っぱいし、辛いし。食べたことのない組み合わせ。

チッチ：美味しい。癖になっちゃう。

櫻井：タコはわさび醤油で食べるというのが日本でよくある食べ方ですけれど、このソースは意外や意外、合いますね。タコの歯ごたえとソースの甘酸っぱさが、噛みしめるとマッチングします。面白い食感、面白い味わいですんなりと美味しくいただけます。

チッチ：いただきます。

チッチ：ん？これなに？？

櫻井：ラープ！葉っぱの香りもすごいね

チッチ：うん、葉っぱがすごい。ミント？

保坂さん：ミントですね。

チッチ：多分よっちゃんも喜んでいると思います。あのままだったらよっちゃんでしかないものが、タイとの融合と店主さんの愛情が絡まったものになります。新しいよっちゃんになって良かったねと思います。

本日の料理2品目「牡蠣のパッポンカリー」

保坂さん：プーパッポンカリーというソフトシェルクラブを使ったカレー卵とじ炒めがありますが、ソフトシェルクラブを牡蠣に変えて作りました。お酒にも合いますし、お米にも合いますね。

チッチ：いただきます。セリが入ってる。

櫻井：セリがちゃんとのっていますね。

チッチ：うわっ！んんー、美味しい！

チッチ：せりが、効いてる。

保坂さん：じゃあ、この時期はせりでいきます（笑）

櫻井：チッチお墨付き。

チッチ：なんかこの、葉っぱとして絡みついてくる感じがすごく良いです。

保坂さん：ありがとうございます。

チッチ：牡蠣も美味しい。

櫻井：むちゃくちゃ美味しいよね。

チッチ：多分竜田揚げだからもちもちしていました。

チッチ：もちもちでサクサクなんですけど、その食感に負けない旨味が「むがみゅご○×△☆♯！！」って包んできます（笑）ちょっとスパイシーな親子丼の上の部分を牡蠣と一緒に食べている感じで、美味しいお出汁が効いているのかなっていう感じです。

本日の料理3品目「土鍋カオマンガイ」

保坂さん：ジャスミンライスをしっかり炒めてから炊いていて、お肉も国産の大山地鶏を使っています。お鍋は伊賀焼の稲葉直人先生の土鍋を使って炊き上げていて、見た目も綺麗だし、お米の立ち方も変わります。出来立てを召し上がっていただきたいという思いから開発したメニューです。

ＬＥＥ：きました。土鍋で炊いたカオマンガイです。

櫻井：土鍋！？最高じゃないですか

チッチ：えぇ～、やばいねぇ！？

保坂さん：では、あけますね。

チッチ：うわぁ！とりー！

櫻井：デカァーイ！

ＬＥＥ：この香りですよ！

櫻井：めっちゃいい！お先にいただきます。

櫻井：うん、あぁ～、うーまいね。

ＬＥＥ：テンションあがってる。

櫻井：これはうまいです。すっげーうまい。

ＬＥＥ：うんうん、なんだこれ。何回も食べてるんですけどいつも思うんです。こんなカオマンガイ他にないですから。

チッチ：お肉、ジューシーですね。

櫻井：まさかの土鍋スタイルで出てくるカオマンガイ。開けた瞬間、大きいお肉がドーンとして香りがめちゃくちゃ良いです。香り米の華やかな香りと、丁寧にとった鶏ダシの香り。お米も炊き立てなのでシャキッとした歯ごたえのある丁度いい炊き加減です。味がめちゃくちゃ美味しくて、鶏もプリップリで文句なしですね。

櫻井・チッチ・ＬＥＥ：美味しいお料理をごちそうさまでした！