現役東大生で、「ミス東大2023」グランプリ獲得後3ヵ月で『めざましテレビ』の10代目お天気キャスター(金曜日担当)に就任した田中裕理(たなか・ゆり)さんが、2024年4月5日(金)の放送でデビュー。 本人が「頭が真っ白になった」と明かす大ハプニングを含め、初出演の感想を語りました。
“歴代お天気キャスター初” 初日に原稿を忘れる大ハプニングも即座にリカバー
――お天気キャスターデビューとなった初回の感想を教えてください。
5時台のお天気が始まるまでは、本当に「どうしよう…」とかなり緊張したのですが、いざ始まってみたら、「もうやるしかない!」と思えて、全力でやり切ることができました。
ただハプニングもありまして。6時55分過ぎのお天気で、私…関東地方のお天気の原稿を(デスクに)忘れてきてしまったんです。
全国のお天気を読んだ後、原稿をめくったら、「関東がない!」って。思わず「関東」とつぶやいた部分が放送にも入ってしまって。
その場にいたスタッフさんが、即座に関東のお天気の原稿を差し出してくださったので、それを読んで何とか対応することができました。
めざましテレビのお天気コーナーを長年担当しているスタッフが「初日に原稿を忘れたのは歴代キャスターで初めて」と明かした痛恨のミス。しかし、田中さんは自ら即座にリカバーしてみせました。
――時間をオーバーしてしまったところを臨機応変の対応で収めたそうですね。
そこで5秒オーバーしているのがわかって、「これは間に合わない!!」と思ったので、とっさの判断で原稿を2行ほどカットしました。それで、ギリギリで収めることができました。
自分のミスなんだから自分で収めるのは当たり前ですけど、それをみなさんが褒めてくださったんですよ。「対応力がすごかった」と言っていただけて、そのやさしさに感激しました。
――初回とは思えない落ち着きでした。度胸がありそうです。
度胸…あるのかな?あると思ったことはないんですけど、テンパらないように、今はなるべくカメラの向こうに何百万人という方々がいらっしゃることを意識しないようにしています。
ですが、将来的には、カメラの向こうのみなさんのことを…どれだけ大勢の方が見てくださっているのかを感じながら、責任感を持って伝えるという意識をもってできるようになれたらいいなと思っています。
田中裕理キャスターは、『めざましテレビ』の金曜日と『めざましどようび』のお天気を担当します。
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